イメージ画像
1.なぜ経営計画書が必要なのか

2.「社員向け経営計画書」策定実行プログラム4つの特長

3.経営計画書と定着化活動の内容

4.そもそもやる気とは

5.従業員がやる気になる2つのライン

6.大きな会社と小さな会社の違いを知る

7.強い縦のラインの作り方

 

大きな会社と小さな会社の違いを知る

小さな会社の経営者は、大きな会社との違いを知ることが大切です。なぜなら、小さな会社が成長を続けていけば大きな会社となるので目標をしっかり見据えておく必要があるため、また、中途入社の社員を採用する場合、前職の会社は自分の会社より大きな会社であることが多いためです。
 例えば、大きな会社の給料や福利厚生制度を知った場合、「大きな会社の話で我々にはおなじようなことは出来ない」と考えるのではなく「自社もいつかはそのような水準にしたい、出来るものから近づけていきたい」という積極的な考え方です。現状では無理でも、将来的にそのようにしていこうというような考え方が従業員を動機づけることになります。また、中途採用した社員は大きな会社からの転職組が多く、中には、前職が大手企業という社員もいます。そのような従業員に対して、経営者が大きな企業と小さな企業との違いを踏まえて対応することが出来れば、従業員をうまく動機づけることが出来るでしょう。

ではここで、大きな会社を大企業、小さな会社を中小企業として、一般的な長所と短所を整理してみましょう。

大企業 中小企業
長所 ・給料が高く福利厚生が充実
・人材が多く会社自体の事業の幅が広
 い
・長く安定して勤務できる
・研修等教育制度がしっかりしている
・会社を辞めずに仕事内容を変更する
ことが可能である
・会社にブランド力がある
・人材が多いため社内で切磋琢磨できる
・専門部門が少ないのでいろんな仕事が
経験できる(仕事の幅が広い)
・人材が少ないので能力が発揮しやすい
・良い仕事をすれば評価されやすい
・昇進・昇格が早く出世しやすい
・同じメンバーで長く仕事をするので人間関係が深まる(家族的雰囲気)
・経営者が近く意見が通りやすい
・転勤が少ないので家庭が安定する
・ブランド力のない分お客様から個人的
な評価が得やすい
短所 ・転勤が多い(家庭が不安定)
・短期間で職場のメンバーが変るため
長期的な人間関係が築きにくい
・経営者が遠い
・社内競争が激しく人間関係が悪い
・社員の影響力が小さいく能力を発揮
しにくい
・新しいことを始めるのに時間がかかる
・誰と一緒に働くかで自分の出世に大きな影響を与える
・給料が安く福利厚生が充実していない
・人材が少なく大きな事業も少ない
・会社業績に安定感がない
・研修等教育制度が整備されていない
・業務に適応できない場合に代替部署が少ない
・仕事で失敗すると目立つ
・社内競争が少なく緊張感が弱い
・会社のブランド力がないので仕事の受注に時間がかかる

いかがでしょうか。長所と短所は表裏一体の関係にあり、中には長所とも短所とも取れる事項も多々ありますね。大企業であっても中小企業であっても、このような点を踏まえて従業員のやる気を高める方法を考えないと的外れになってしまします。また、短所を改善するには時間のかかることが多いですね。そのような点を踏まえると、小さな会社では、従業員の能力を発揮させるためにいろんな業務を経験させること、良い仕事をすればすぐ評価する仕組みをつくること、経営者や従業員同士のコミュニケーションを良好にすること等が、やる気を高める方法につながると読み取れます。

このページの先頭へ